コーヒーとは?

コーヒーとは、木の種を使って抽出した飲み物です。

コーヒー豆は、コーヒーチェリーの種で、コーヒーノキと呼ばれるアカネ科の植物になります。

これを焙煎、砕いてお湯で抽出したのがコーヒーです。

コーヒー豆の理想的なブレンドは?

コーヒー豆は焙煎具合で成分が変化します。

  • 深煎り:血管病の予防に効果的なニコチン酸が含まれる。
  • 浅煎り:メタリックシンドローム予防成分のポリフェノールが含まれる。

深煎りと浅煎りのブレンドが健康にいい成分を効率よく摂取でき、理想的とも言えます。

コーヒーの種類と味の違い

コーヒーは、ドリップエスプレッソの2種類に分けられます。

それぞれを基本にして派生した飲み方があります。

ドリップ抽出で滝れるコーヒー

エスプレッソ抽出で滝れるコーヒー

ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒー
ドリップコーヒーの代表的なものはブレンドコーヒー。さまざまなコーヒー豆を混ぜ合わせたもので、その店や企業が最も味しいと考えている組み合わせで販売されます。

エスプレッソコーヒー

エスプレッソコーヒー
専用のマシンで蒸気圧を使い、コーヒー豆を細かく挽いた「エスプレッソ豆」の中にお湯を瞬間的に通して抽出すします。濃厚な味わいが特徴。

アメリカンコーヒー

アメリカンコーヒー浅煎りのコーヒー豆をドリップで抽出します。浅煎り豆を使用するため、飲みやすく、キレのいい味わいが特徴です

カフェ・マキアート

カフェ・マキアート1ショットのエスプレッソに少量のフォームドミルクを注いだもの。マキアートとはイタリア語で「シミのついた」という意味で、ラテ・アートにも用いられます。

カフェ・オ・レ

カフェ・オ・レ
フランスでよく飲まれていて、ドリッブコーヒーにミルクを合わせたものです。フランス語で「カフエ」はコーヒー、「オ」は前置詞で、「レ」が牛乳を意味します。

カフェ・ラテ

カフェ・ラテ
イタリア語で「コーヒー牛乳」という意味。カフェ・オ・レのエスプレッソ・コーヒーバージョン。スチームミルクが用いられることもあります。

ウインナー・コーヒー

ウインナー・コーヒー
ドリッブコーヒーにホイップクリームを浮かぺたもので、オーストリア発祥の飲み方で「ウィーン風」という意味です。しかしながら、ウィーンには「ウィンナーコーヒー」という名称のコーヒーは存在しません。

カプチーノ

カプチーノ
エスプレッソ・コーヒーにスチームミルクとフォームドミルクを基本的に1:1:1で組み合わせたもの。ココアパウダーで風味付けすることもあります

フレーバー・コーヒー

フレーバー・コーヒー
コーヒーにフレーバー(香り)をつけたもの。ナッツ類、チョコレート類、フルー
ツ類、スパイス類など、きまざまなフレーバーのものもあります。

カフェ・モカ

カフェ・モカ
エスプレッソ・コーヒーにチョコレートシロップとスチームミルクを入れたもの。代わりにココアを使ったり、ホイップクリームをトッビンクすることもあります。

コーヒー豆の種類

コーヒー豆の種類は、大きく分けけてアラビカ種ロプスタ種の2種です。

  • アラビカ:産地によって呼び方、味の特徴がさまざまで、味や香りがよく高品質です
  • ロプスタ:苦味が強く、クセがあります

アラビカ

ロプスタ

産地 メキシコ、グァテマラ、ジャマイカ、キューバ、コスタリカ、コロンビア、ハワイなど ベトナム、インドネシア、ウガンダ、ガーナ、ブラジル、コートジボワールなど
産地ごとに苦味、酸味、甘味のバランスや味わいが違うものの、共通して香りがいいです 酸味が弱く、苦味がかなり強く、土のような独特の風味と香りを感じます
成分 カフェインやニコチン酸など、健康にいい成分がバランスよく含まれています カフェインと、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、アラビカより多く含まれます

挽き方での味の違いに関して

  • コーヒー豆は挽き方で粒の大きさが変わり、それによってお湯の落ちるスピードも変わります。
  • 細かく晩くほどお湯がゆっくりとコーヒーを抽出し、濃く滝れることができます。

細挽き

中挽き

粗挽き

細挽き粉末状なのでゆっくりとお湯が落ちていき、コーヒー豆から味を濃く抽出することができます。 中挽き粗挽きよりは粉末に近く、スタンダードな味わい。挽いて売られているものは中挽きが多いです。 粗挽き粒感がはっきりとわかる大きさ。お湯が落ちやすいので、あっさりとした味わいになります。

浅煎り、中煎りと深煎りの違い

6段階に焙煎されたコーヒー豆

コーヒー豆の焙煎は、8段階の度合いで、浅煎りから深煎りまで分けて表します。

焙煎が弱いものから順に

  1. ライトロースト
  2. シナモンロースト
  3. ミディアムロースト
  4. ハイロースト
  5. シティロースト
  6. フルシティロースト
  7. フレンチロースト
  8. イタリアンロースト

8段階の焙煎度合いで名称がついており、酸味や苦味、風味がそれぞれ違います。

深煎り

中煎り

浅煎り

イタリアンロースト黒く、表面に油が浮き出て、苦味が強い。血液の流れをよくするニコチン酸などの成分が多いです。 さまざまな豆にあう焙煎の深さ。浅煎りに比べてポリフェノールが減り、ニコチン酸が増えます。
豆の色が明るく、昧もさわやかになります。食後の血血糖値の上昇を抑えるポリフェノールが多く含まれます。

デカフェとは?

    • デカフェとは、カフェインを抜いたコーヒーのことです。

 

    • カフェインが体に合わない人や、摂取できない妊婦でも飲めます。

ノンカフェインコーヒーは、コーヒー豆からCO2によって、カフェインを取り除いて作ります。

香りや味の成分は、そのまま残ります。

カフェインレスもある「UCC カプセル式コーヒーメーカーDRIP POD (ドリップポッド)DP2」

コーヒー豆、ドリップパックと、インスタントの違い

種類 製法 特徴
コーヒー豆

各産地でとれたコーヒー豆を焙煎。焙煎度合いは商品によって違い、すでに挽かれた状態で売られているコーヒー豆もあります。 ほとんどが大袋なため、開けると酸化が始まり風味が落ちます。特に挽いてある粉は酸化が早く、美味しく飲める期間が短いのでたくさん飲む人向けとなります。
ドリップパック

焙煎して挽いたコーヒー豆を、カップにかけてそのまま抽出でき、フィルタ一式のバッグに入れ、1杯分ずつ個包装されています。 個包装なので、豆に比べて長い期間新鮮なコーヒーを飲むことができますが、1杯ずつしか滝れられないので、一度にたくさん飲まない人向けとなります。
インスタント

抽出したコーヒーを、霧状に噴出して熱風で乾燥させるスプレードライ式と、冷凍機で凍
らせて砕いてから乾燥させるフリーズドライ式があります。
お湯に溶かすだけで簡単に作、時間がかからないので忙しいときにびったり。ただし抽出したコーヒーを乾燥させるので、風味は落ちます。
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